「ボストン・マラソン生き延びた!」ネット炎上


アディダスの北米子会社が、ボストン・マラソンの参加者らに対し「生きて」完走したことを祝福する電子メールを送り批判が相次いでいる事例である。



問題発生の経緯

ドイツのスポーツ用品大手アディダスの北米子会社が、2017年4月17日に開催されたボストン・マラソンの参加者らに対し、「生きて」完走したことを祝福する電子メールを送り、いまだ記憶に新しい2013年の爆破事件を連想させるものとしてソーシャルメディア上で2017年4月18日、大きな批判の声が上がった。

アディダスはボストン・マラソンを完走した参加者2万6492人に対し「おめでとう。ボストン・マラソンを生き延びた!」という件名のメールを送った。

メールはすぐにソーシャルメディア上で大きな騒ぎとなった。多くの人たちがメールを表示した画面の画像を投稿し、2013年の爆破事件を連想させる今回のメールを非難した。

情報拡散の経緯

2017年4月17日にボストン・マラソンが開催。
マラソンを完走した参加者に「生きて」完走したことを祝福するメールを送る。
このメールがSNS等で拡散され批判が殺到。
炎上騒ぎへと発展。
その後、アディダス側はTwitter上で謝罪をする。

加害者側(炎上させた側)の情報

この状況を受け、アディダスの北米子会社アディダス・ノースアメリカはTwitterで「何も考えずに無神経なメールを送ってしまった」
「われわれのミスを深く謝罪する」と即座に謝罪した。

ネット上の反応

このニュースに対して日本では、
「「完走おめでとう」だけでいいのに…」
「ユナイテッドもそうだけど、大企業ほどおごりがあるね」
「確かに、不謹慎」
「ブラックジョークなのか単なる誤りなのか?」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

2013年4月15日に開催されたボストン・マラソンでは、チェチェン系のジョハル・ツァルナエフ死刑囚と兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(死亡)が、圧力鍋を利用した手製の爆弾を大会のゴール付近で爆発させ、3人が死亡、264人が負傷した。

参考URL

  • http://www.afpbb.com/articles/-/3125603