拉致に通り魔…22歳男性のついた遅刻の言い訳が大炎上


兵庫県神戸市の消防士が、遅刻の言い訳をするために「見知らぬ男に拉致され、車で連れ回された」と警察に虚偽の届けを提出したことが発覚し、ネット上で批判が相次いでいる事例である。



問題発生の経緯

警察が出動するも嘘がバレる男は2016年12月25日、出勤日であったにもかかわらず寝坊。時間に到底間に合わなかったことから「なんとかしなければ」と言い訳を考え、「拉致された」ことを思いつく。妙案と思っていたのかどうかは不明だが、無謀にも男は職場に向かわずそのまま神戸市北区の交番に直行。「道を歩いていたら拉致されたうえ、車で連れ回された」と被害を訴えた。

これを受け警察は捜査を開始。仮に事実だとすれば第2、第3の犯罪がでる可能性が高いだけに、犯人逮捕に全力を尽くしたものと思われる。

しかし、当然ながら嘘の申告であるため、物的証拠などは見つからず。男が「寝坊による遅刻をごまかすための嘘」であることを認め、虚偽の申告をしたとして書類送検されることになったのだ。一連の行動について男は「遅刻の言い訳になると思った」などと供述。身勝手な振る舞いだけに、ネット民からも怒りや処分の甘さを指摘する声が噴出している。

情報拡散の経緯

消防士の男性が拉致にあったと交番で被害を訴えた。
しかし、遅刻の言い訳だと判明。
一連の行動が、ネット上で拡散される。
批判コメントが殺到し、炎上。

ネット上の反応

「懲戒免職処分相当だ」
「普通の会社なら確実にクビだ」
「人の命を助ける立場の人間がこのようなことをするのは許せない」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

さらに京都では、2017年4月3日夜に飲食店勤務の男性が、遅刻の言い訳として、「通り魔にあった」と自らを刺し、警察に申告する事件も発生している。

参考URL

  • http://www.excite.co.jp/News/column_g/20170405/Sirabee_20161086903.html