休止中の「WELQ」を無断コピーしたサイト「WELQ資料館」に批判集まる


休止中のキュレーションメディア『WELQ(ウェルク』を無断でコピーしたサイト『WELQ資料館』が発見され、物議をかもしている事例である。



問題発生の経緯

『WELQ資料館』は休止前の『WELQ』をほぼそのままコピーし再現したサイトで、「牛乳ダイエットは飲むだけでやせられる!」「おからで下痢をする可能性はきわめて低い!」など、当時掲載されていた記事の大半(約8300件)が閲覧可能になっていた。サイトの説明によれば、WELQの被害者が当時のサイト内容を確認できるように、という目的でオープンしたとのこと。

しかし、サイトの存在が話題になると、Twitterなどインターネット上では、著作権侵害を指摘する声や、批判が続出。また、サイトに広告が貼られていたことから「営利目的ではないか」と指摘する声もあり、たちまち炎上状態となっていた。

情報拡散の経緯

『WELQ資料館』というサイトの存在が話題に。
Twitterや掲示板等で拡散される。
ネット上では、批判が続出し炎上騒ぎに。
この騒動を受けて、サイトは閉鎖される。

被害者側(炎上させられた側)の情報

こうした批判を受けてか、『WELQ資料館』は2017年3月1日にサイトを削除。
「事実関係をよく調べずに扇情的なタイトルでPVを稼ごうとするメディアにはもうコリゴリです」と、サイトを批判したメディアへの皮肉ともとれる文章を残し、現在は閲覧できない状態となっている。

ネット上の反応

「二番煎じの出がらし感」
「広告なしの要ログイン仕様だったら良かったのに」
「これはちょっと…アフィリ目的だとしたらなおさら」
「最後っ屁とは言え酷いコメントだ」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

DeNA側は、「特に連絡や問い合わせもなく、許諾はしていない」とのこと。
また、『WELQ資料館』側の連絡先も探したものの、問い合わせページにはDeNA側の連絡先しか記載がなく、それ以外については「工事中」として記載している。

参考URL

  • http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1703/01/news152.html