「くたばれ厚労省」 看護師試験がネット炎上


2017年2月19日に全国で実施された看護師の国家試験が例年と出題傾向が異なり、受験者がTwitterなどで次々と批判し、炎上騒ぎとなっている事例である。



問題発生の経緯

2017年2月19日に行われた第106回看護師国家試験は、東京、大阪など全国11都道府県で実施された。問題数は全240問で、試験時間は午前と午後で計5時間20分。
全てマークシート方式で、「人体の構造と機能」や「疾病の成り立ちと回復の促進」など基礎的な看護の知識が問われた。

試験終了直後からネット上では「あんなの勉強しても取れない」「過去問が全く当てにならなかった」などの不満が書き込まれた。中には試験を所管する厚労省を攻撃する言葉が並び、ネット上で炎上騒ぎへと発展している。

看護師試験対策を指導する東京アカデミー東京校によると、今年は例年と違い、問題文が長くなり、計算問題も続いたため、時間が足りなくなる傾向にあったという。
同校の沼内裕執行部長は「最近の受験生は読解力が不足しており、長文を勝手に解釈してしまう人もいる。教科書をしっかり読んで知識を広げていくことが求められている」と指摘する。

情報拡散の経緯

看護師試験が行われる。
試験終了後から、Twitterに批判コメントが殺到。
炎上騒ぎへと発展。

ネット上の反応

このニュースを読んだユーザーからは、
「たんにヤマが外れて文句言ってるだけじゃん」
「こんなのに命を預けたくないわ」
「マークシート試験に受からんアホは不要」
「試験対策勉強だけしていた手抜きが落ちるだけ」
といった厳しいコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

看護師試験は毎年6万人程度が受験し、合格率は9割と高い。合格基準点は例年通り、今年も6割程度とされるが、沼内部長は「看護師を確保するため基準点は下がる」とみている。

参考URL

  • http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170222/dms1702221130016-n1.htm