川崎市、元日未明に災害警報を誤送信に市民の怒り殺到


元日の早朝に川崎市が「土砂災害警報情報」誤送信し、批判が相次ぎ炎上騒ぎとなっている事例である。


川崎市、元日未明に災害警報を誤送信に市民の怒り殺到

問題発生の経緯

川崎市は2017年1月1日朝4時24分ごろ、川崎区を除く市全域に緊急速報メールを一斉に送付した。その内容は、川崎市全域で土砂災害警報が発表されたとして、市民に避難を促すもの。実際に送られたメールでは、「降り続く大雨のため(略)土砂災害の危険度が高まっている」と注意を呼び掛けていた。なお、このメールが流れた1分後には、警報が解除された旨を知らせるメールが2度にわたって送信された。

だが、2016年の大晦日から2017年の元日にかけての川崎市は晴天。そのため、メールを受信した市民からは、Twitter上に「誤報」を指摘する書き込みが殺到。さらに、携帯電話の設定で緊急速報メールの受信許可をしていた人の中には、「アラーム音で叩き起こされた」との被害報告も続出し、ネット上で炎上騒ぎ発展した。

情報拡散の経緯

2017年1月1日朝4時に「土砂災害警報情報」が発令。
川崎市は晴天だったため、Twitter上に誤報を指摘する書き込みが殺到。
さらに、苦情の電話も多数あり、炎上騒ぎに。
その後、川崎市が誤報を認め謝罪。

被害者側(炎上させられた側)の情報

川崎市は2017年1月1日朝6時過ぎに公式サイト上で、土砂警戒情報や緊急メールについて「誤発表」だったと認め、「大変ご迷惑お掛けし申し訳ありませんでした」と謝罪している。

ネット上の反応

批判コメント以外には、
「起こされたのは嫌だけど、誤報で良かったじゃん。」
「私も4時に2回もなって起こされました。でも、これで「最悪の年明け」とか表現が大げさにしか聞こえない。」
「実際の災害は盆も正月も朝も夜も関係なく来るものなんだから、今一度気を付けようってことでいいじゃん。」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

川崎市危機管理室の担当者は、「防災情報業務を委託していた日本気象協会から、誤った情報が市のシステムに送られてきたことが原因です。詳しい事情については今後も調査を続け、市のホームページ上で公表する予定です」とコメントしている。

参考URL

  • https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0101/jc_170101_4560084126.html