佐川急便も認めた代引き伝票改ざんで炎上


佐川急便が代引き商品を届けに来た際に、伝票の「6」が「8」に書き換えられていたとTwitterに投稿され、批判が相次ぎ炎上している事例である。


佐川急便も認めた代引き伝票改ざんで炎上

問題発生の経緯

「佐川急便に代引きの値段を書き換えられ多くお金を取られました」。
2016年12月18日にTwitterにこう投稿し、伝票の写真3枚をアップしたのはロックバンド『THE CHERRY COKE$(ザ・チェリーコークス)』のギタリスト、マサヤさん。
1万6783円の請求伝票の「6」が「8」に書き換えられていて、配達員が差額を自分の懐に入れたと思われる。営業所に苦情を入れたところ差額分は返金したが、なぜこんな事が起きたのか説明を求めても「調査中です」というだけで、あとは完全無視の状態だったという。

マサヤさんの怒りは収まらず、ネット上では「酷すぎる!」などと大騒ぎになった。
マサヤさんのTwitterには、大量のリプライが寄せられ、穏便に済ませたかったが一向に連絡が来る気配がないため、消費者センターか警察署なのか分からないが、明日から動こうと思う、と返答した。

すると、2016年12月19日にマサヤさんはTwitterを更新し、「本日会社側からご連絡をいただきました。その中で非を認め正式な謝罪がありましたことをお伝えさせていただきます。私としても納得しましたので、この件について私から言うことはもう何もございません」と書き込み、「事件」の収束を宣言した。

情報拡散の経緯

佐川急便に代引きの値段を書き換えられたとTwitterに投稿。
さらに、正式に謝罪がない。消費者センターか警察署に行く。とのコメントも付け加える。
この投稿がSNSや掲示板で拡散され、批判が殺到。
その後、佐川急便側が謝罪。
投稿した男性は、事件の収束を宣言した。

被害者側(炎上させられた側)の情報

佐川急便はJ-CASTニュースの2016年12月20日の取材に対し、Twitterの内容は事実である事を認めた。
ただ、伝票を書き換えたのは、佐川急便の人間ではなく委託している会社のドライバーで、その営業所はコトが発覚後にマサヤさんと話をし、返金対応をした、と説明した。

ネット上の反応

「でも佐川には説明責任はあると思う」
「れっきとした詐欺です」
「佐川に前に同じ事されました。クレーム入れたら本社の偉い人から連絡してきて、他言無用と言われ2万円の商品券送られてきた。」
「ぼーとすると、騙される!嫌な時代になってしまいました」
「最近企業が炎上慣れしてきて炎上しない限りほっとくようになったんかね」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

佐川急便本社はネット上での騒ぎを重く見てマサヤさんと接触して2016年12月19日に謝罪し、理解してもらい円満解決したという。
マサヤさんの19日のTwitterはこれを受けたものとみられる。詳細について聞こうとしたが、佐川広報は「これ以上の詳細については騒ぎを収束したいと願う入金人(マサヤさん)の意向があり、お伝えする事が出来ません」と話している。

参考URL

  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161220-00000002-jct-soci&p=1