ある中国企業が業績不振を理由に、生きた虫を社員に食べさせるというブラックな懲罰を行い、激しい非難を浴びている事例である。
問題発生の経緯
この一件は、中国の陝西省・漢中市でのこと。建設会社の制服を着た50名ほどの社員が広場に集まると、上司らしき人物が、前日に契約を取り損ねた社員たちの名を読み上げ、ビニール袋から生きた虫の幼虫ミルワームを食べるよう命じた。
白酒と一緒に生きた虫を飲んでいく社員たち。中には妊娠中の女性もおり「私は妊娠しているので虫もお酒も飲むことはできない」と泣きながら言うと、同僚が代わりにその罰を引き受けたという。衆人環視の中で行われたこうしたパワハラは中国でも違法だが、会社の男性は「我が社の従業員は罰を受けることをいとわない。以前も生きた蟻やイカを食べるなどしている」と全く悪びれない様子。
このニュースにネット上で批判が殺到し、炎上状態となっている。
情報拡散の経緯
中国企業が業績不振を理由に、虫を社員に食べさせる。
このニュースがネット上で拡散。
中国外からも批判コメントが殺到し、炎上騒ぎに。
ネット上の反応
このニュースに対して日本では、
「虫食べたら業績上がるの?」
「指導者の責任は? 中国じゃ取らないのか」
「中国では人間の尊厳は価値がないからなあ」
「ほら、動物愛護団体の出番だぞ」
「食べ物と酒が無料で振る舞うなんてさすが中国の会社は太っ腹だな」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
会社の人間も「これは激励の一つの形」と語り、ブラックな風土は改善されそうもないと現地紙などが伝えている。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/12292478/
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