NHKの「広島焼き」表現に広島県民怒り テロップ即修正の事態


NHKのバラエティ番組で、お好み焼きを紹介するのに「広島焼き」とテロップを出したところ、視聴者から抗議が相次いでおり、炎上騒ぎとなっている事例である。


NHKの「広島焼き」表現に広島県民怒り テロップ即修正の事態

問題発生の経緯

サラリーマンらの昼飯を紹介するNHKの番組『サラメシ』では、2016年9月20日の放送で、広島のお好み焼きを「広島焼き」としてテロップで流したことから、ちょっとした騒動になった。

この日は、プロ野球・広島カープのリーグ優勝にちなんで広島を特集し、その中で名物のお好み焼きも取り上げた。問題のテロップが出たのは、その映像が流れたときだ。
NHKホームページ上の2016年9月分の「視聴者対応報告」によると、放送の後から視聴者の広島県民らから抗議が相次ぎ、Twitterでも同様の声が上がった。

2016年9月22日の再放送では、「お好み焼き」とテロップを修正した。これに対し、Twitter上では、NHKを評価する声が相次いだとして、「広島県民の声に素早く対応」としている。
この報告内容は一部で報じられ、2ちゃんねるでスレッドが複数立つなどして、「広島焼き」の是非などが議論になっている。

情報拡散の経緯

NHKの番組で、広島のお好み焼きを「広島焼き」と表現。
「広島焼き」というテロップに広島県民の視聴者からは抗議が殺到。
再放送では「お好み焼き」とテロップを修正。
2chでスレッドが複数立ち、「広島焼き」の是非などが議論となる。

被害者側(炎上させられた側)の情報

視聴者の声を受け、番組スタッフは早速、地元の広島放送局に電話して意見を聞いた。
その結果、番組のプロデューサーが「せっかく広島の特集を行ったのに、広島県民の気持ちを損なっては意味がない」と判断し、2016年9月22日の再放送では、「お好み焼き」とテロップを修正した。

ネット上の反応

「広島のお好み焼きはお好み焼き! 」
「広島について放送するのに、広島人の感情を逆なでしてどうするんですか?」
「広島県人が一番怒る言い方です。」
「広島風お好み焼きならまだ許せる。」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

「広島焼き」について、それはおかしいとして、「何で大阪焼きと言わないの?」との反発も出ていた。
一方で、よく使われる表現でもあることから、「お好み焼きっていったら関西のやつ思い出す」「もう一般的には広島焼きって認識なんじゃないのか」といった声も多い。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/12264644/