1人の女性客がある店のレビューで「猫が飼われていたから最低評価」としたところ、ネット上が猛反発し、炎上騒ぎへと発展してしまった事例である。
問題発生の経緯
ニューヨークで親しまれている『ボデガ(bodega)』と呼ばれる個人経営のコンビニ。この度、そのボデガの1つ『S.K. Deli Market』という店に対して、大手レビューサイト『Yelp』に批判のコメントが投稿された。Diana D. という女性が下記のようなレビューを書き込み、最低評価の☆1つをつけたのだ。
「ここではデリバリーを頼んだことがあったし、サンドイッチもおいしい。でも今日、店に立ち寄ってサンドイッチを買おうとしたら猫がいた。店の真ん中に置かれた箱の上にうずくまっていたのよ!! アレルギーも心配だし、衛生基準に違反しているんじゃないかしら?」
しかし、Diana D. さんに対するネット上の反応は冷たかった。多くの人がその意見を目にして怒り、彼女を批判するコメントを次々と発し、炎上騒ぎとなってしまった。
だが、法律ではボデガ店頭に猫がいてはいけないことになっているもよう。海外メディア『The New York Times』によると、猫がいるボデガに対しては罰金が課されるそうだ。
その一方で、ネズミが出た場合でも罰金が発生するので、専門家は「猫もネズミもダメなので、ボデガ側にとっては頭が痛い問題なんです」と述べている。
情報拡散の経緯
『Yelp』のレビューページに「猫がいたから」と最低評価を下した女性。
この女性に対して、ネット民が猛反発。
批判コメントが殺到し、炎上騒ぎに。
この騒動で、投稿を削除する。
加害者側(炎上させた側)の情報
炎上騒ぎになったからか、Diana D.さんは投稿を削除している。
被害者側(炎上させられた側)の情報
『New York Daily News』が本件について『S.K. Deli Market』店主にインタビューしたところ、
「猫は家族の一員」「商品がネズミに食われて店の評判が落ちるよりは、罰金を支払う」との答えが返ってきたようだ。
ネット上の反応
「何年もここに通っているけど、いいデリよ。猫も大好き」
「彼女は猫よりもネズミがいる店のほうがいいのかな」
「ネズミを駆除するために、ネコはボデガにいること知らないのかな?」
「逆に猫がいないボデガ信用できない」
といったコメントがTwitter等に投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
専用の Instagramページが存在しているくらい有名なボデガ・キャットたちは、多くの人々から愛されている。
参考URL
- http://rocketnews24.com/2016/10/29/818374/
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