ダウン症の子供が「PERFECT HUMAN」を踊る 24時間テレビの予告が物議


『24時間テレビ』の企画で、『PERFECT HUMAN』をダウン症の子どもが踊るという予告が放送され、ネット上で物議を醸している事例である。


ダウン症の子供が「PERFECT HUMAN」を踊る 24時間テレビの予告が物議

問題発生の経緯

予告番組は、16年8月21日に日テレで放送された。『24時間テレビ』の中で、ダウン症の7歳の女児とオリエンタルラジオが日本武道館でパーフェクトヒューマンを踊る、といったコーナーがある。そのコーナーの紹介として、女児がパーフェクトヒューマンを踊る様子や、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんと中田敦彦さんの2人が女児と触れ合う姿がVTRで流された。

女児は実名で登場し、楽しそうにパーフェクトヒューマンを踊っていた。その母親も「辛いことがあっても頑張ればいいって思える基礎ができてくれたら」と涙ながらに語った。

しかし、放送中から、この番組のキャプチャー画像がネットで拡散。Twitterには、「パーフェクトヒューマン」という曲名とダウン症児の組み合わせを意識して批判が殺到した。

情報拡散の経緯

『24時間テレビ』の企画で『PERFECT HUMAN』をダウン症の子どもが踊る。
その予告VTRが放送される。
このVTR画像が、SNS等で拡散。
Twitter等で、批判の声が殺到している。

ネット上の反応

「今世紀最大の皮肉」
「悪意ありすぎ」
「捉え方間違えればただの嫌み」
「本人たちがそれを楽しんで踊るなら別に何の問題もない」
「障害者はパーフェクトヒューマンじゃないて言っちゃうほうが差別意識バリバリ」
と様々な意見が飛び交っている。

結果(その後もしくは現状)

今年は、NHKが『24時間テレビ』の裏番組であるEテレ『バリバラ』で「障害者を描くのに感動は必須か?」といったテーマの特集を放送することもあり、同じ時間帯での対決も含めて大きな話題になっている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/11924236/