女子マラソンで惨敗した福士加代子の発言 本当に「KY」なのか


リオ五輪の女子マラソンに出場した福士加代子の発言が、ネット上で物議を醸している事例である。


女子マラソンで惨敗した福士加代子の発言 本当に「KY」なのか

問題発生の経緯

リオ五輪・陸上女子マラソン日本代表の福士加代子が2016年8月14日のレースで日本勢最高位の14位となり、レース終了直後に向けられたマイクに向かって次のように叫んだのである。「金メダル取れなかったあ! ほんとしんどかったあ! 暑いけどなんか、しんどすぎて、いろいろなことがしんどすぎて。でも金メダル目指したから最後までがんばれました」

結果はメダルどころか入賞にも届かず、明らかに惨敗。それでも福士はガッツポーズでゴールインを果たし、笑みも浮かべていた。そしてテレビカメラを前に前出の言葉を口にすると、さらにこうも続けた。「マラソンはね、きついな。ここまでの過程も、レースも全部苦しいけど、オリンピックのマラソンは出るもんだね。楽しいよ。苦しいけど。もう泣きたい」

案の定、ネット上は大炎上した。期待に応えられなかったにもかかわわらず、「金メダル取れなかったあ!」「オリンピックのマラソンは出るもんだね。楽しいよ」などと連呼したことで、嵐のごとく凄まじいバッシングを浴びせられた。

情報拡散の経緯

リオ五輪の女子マラソン福士加代子の発言が物議を醸している。
惨敗したレースに対して、「マラソンは出るもんだね。楽しいよ。」と連呼。

ネット上の反応

「あらためて、高橋尚子や野口みずきの凄さが分かった。」
「この結果でヘラヘラしながらメダル云々を口にするのは余りに品がない」
「惨敗したのに『楽しい』なんて口が裂けても言えない」
「聞いていて本当に腹が立った」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

今回のリオ五輪では“KY発言”と多くの人から受け止められているが、ゴールイン後、笑顔を見せながらも福士は汗とともに流れ落ちる大粒の涙を周囲に気付かれないように何度もタオルでぬぐっていたようだ。

参考URL

  • http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1608/16/news054.html
  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160816-00000027-zdn_mkt-bus_all