BBC作成の五輪宣伝映像にネット炎上


リオデジャネイロ五輪のために作成した宣伝映像の内容がまったく異なるとして、英国のBBCがネット上でリオ市民らから批判を受けている事例である。


BBC作成の五輪宣伝映像にネット炎上

問題発生の経緯

2016年8月に開催されるリオデジャネイロ五輪のために作成した宣伝映像の内容が近代化したリオの街並みとまったく異なるとして、英国のBBCがインターネット上でリオ市民から批判を受けていると、地元メディアが騒動を伝えている。

アニメーションで作成された宣伝映像は1分30秒で構成。ジャングルの動物たちがバレーボールや水泳の飛び込み、重量挙げなどの競技を行い、最後のシーンで人間へと変わり、リオの街を望む高台に集結するというもの。

フェイスブック上では、映像に憤慨したリオ市民が「リオは600万人の住む発展した都市。アマゾン地域にはないことを知らないの?」「ブラジルがいまだにジャングルに包まれているという旧態依然としたばかげた見方」などと多数の批判のコメントを寄せた。
中には「恥を知れ!BBC」などという厳しい意見もある一方で、「リオが犯罪都市であることを隠してくれて、素晴らしい」などと皮肉るコメントもあった。

情報拡散の経緯

英国のBBCがリオ五輪のために宣伝映像作成。
内容が近代化したリオの街並みとまったく異なる映像。
インターネット上でリオ市民から批判を受けている。

ネット上の反応

日本では、
「東京五輪のときに富士山が入ってても「富士山は東京にはない!」って炎上しないだろうな」
「外人にとってリオのイメージなんてそんなもんでしょ」
「リオと言えばカーニバルのイメージだけどね」
「エジプトのイメージがピラミッドだとかスイスのイメージがアルプスとかいうのと一緒」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

問題となった映像は、現在もBBCのフェイスブック上で見ることができる。

参考URL

  • http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/160721/wor16072108350006-n1.html
  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160721-00000504-san-s_ame