芥川賞や直木賞の選考と授賞を行っている公益財団法人日本文学振興会の始めた『人生に、文学を。』キャンペーンのキャッチコピーが、アニメ叩きを行い、炎上している事例である。
問題発生の経緯
問題となっている『人生に、文学を。』は『文芸の向上顕揚を計ることを目的』とする日本文学振興会が『本を読むこと』を振興するためのキャンペーン。それ自体は会として目的に沿ったものであり、趣旨としても何ら問題はありません。しかし、その煽り文で以下のようにアニメを叩くガチな煽りを行ってしまったのが大きな間違いでした。
「文学を知らなければ、目に見えるものしか見えないじゃないか。文学を知らなければ、どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)」
読書を薦めるキャッチコピーに「アニメか?」という文言を付け加えていることに批判が殺到。ネットでは、アニメを貶めているなどと批判や疑問の声が多く寄せられ、炎上状態となっている。
情報拡散の経緯
『人生に、文学を。』キャンペーンのキャッチコピーを発表。
そのキャッチコピーに「アニメか?」という文言を付け加えていることに批判が殺到。
アニメを貶めているなどと批判や疑問の声が多く寄せられる。
ネット上で炎上騒ぎとなっている。
ネット上の反応
「文学を矮小化し、その魅力をスポイルしようとしているとしか思えない」
「人生をアニメで想像するのと文学で想像するのと、質的にどう違いがあるのかこの文章を書いた人間は説明してみろ」
「何かを褒めるときにセットで何かをけなす人って想像力が欠如してる感じ」
「ここまで反感を買いやすいコピーを書くのも、ひとつの才能と言えるかもしれない。」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
このキャンペーンには全国紙をはじめとする錚々たる大企業が賛同の意を表している。
参考URL
- http://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0720/blnews_160720_6688551206.html
- http://buzzap.jp/news/20160720-jinsei-bungaku/
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