北朝鮮独自のSNS『スターコン』が開設後、海外からユーザーが殺到、金正恩党委員長を批判するコメントが多く書き込まれるなど大炎上をしていまい、わずか数時間で閉鎖された事例である。
問題発生の経緯
2016年5月末、北朝鮮独自のSNS『スターコン』の存在が明らかになったが、すぐに閉鎖された。その理由について、米政府系のラジオ・フリー・アジアは大炎上だと報じた。
スターコンは、全世界のウェブサイトの動向をモニタリングしている『ディン・リサーチ』のダグ・マドリー研究員によって発見され、米国の北朝鮮専門サイト『North Korea Tech』が明らかにした。スターは、強盛ネットとともに北朝鮮を代表する政府系ネットサービス『ピョル(星)』からきていると思われる。
その存在が知れ渡るやいなや、海外からユーザーが殺到。金正恩党委員長のなりすましアカウントが作られたり、彼を批判する文章が多く書き込まれた。
そのためか、スターコンは、開設からわずか数時間で閉鎖されてしまった。
スターコンの存在を報じた北朝鮮専門ニュースサイト「ノースコリアテック」のマーティン・ウィリアムズ氏は、RFAの取材に「今回の件は、北朝鮮のサイト管理者が『PHPドルフィン』というソーシャル・ネットワーク・プログラムを使って試験的に作ってみたSNSを、誤ってパブリッシュした可能性が高い」と述べた。
情報拡散の経緯
北朝鮮独自のSNS「スターコン」の存在が明らかに。
海外からユーザーが殺到。
金正恩氏のなりすましアカや、正恩氏を批判する文が多く書き込まれた。
米政府系メディアは、閉鎖されたのは大炎上したのが理由だと報道。
ネット上の反応
日本では、
「おもろいやん」
「担当者もネット経験少ないから言われるままにやったんだろう」
「開発者は銃殺刑なんだろ?」
「担当者の人生も閉鎖」
といったコメントが投稿されている。
結果(その後もしくは現状)
北朝鮮は、一般国民のインターネットへのアクセスが許されていない世界で唯一の国。
そのため、北朝鮮がネットユーザーからどのような扱いを受けているか知らずに、SNSを開設した可能性も考えられる。
参考URL
- http://news.livedoor.com/article/detail/11709849/
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