韓国で、男がペットを無慈悲に乱暴する動画がインターネット上に拡散し炎上。大きな波紋を呼んでいる事例である。
問題発生の経緯
2016年4月10日にアップされたこの動画は、翌11日には100万回に届く勢いで再生された。わずか1分9秒にすぎない短い映像だが、多くの人の怒りを買った。
問題の動画は、上半身裸の男性がカメラに視線を向けると、まだ子犬のダックスフントの首をつかみ、荒々しい手つきで持ち上げた。すると、聞くに堪えない罵詈雑言を繰り返しながら、小さな頭に向かって何度も拳を振り上げたのだ。男の残忍な仕打ちに、子犬はキャンキャンと悲痛な叫び声を上げながら身をよじらせる。しかし、男は子犬がどんなに苦しもうとも殴るのをやめず、そのまま映像は終了する。あまりにもひどい内容だ。
韓国ネット民もこれには怒り心頭で男に処罰を望むコメントが多く寄せられている。
これを受け、動物保護団体『ケア』は2016年4月11日、ホームページ上にダックスフント虐待犯に対する情報提供を求めるメッセージを掲載。同団体によると、告知からわずか1時間で、男の身元の情報と連絡先が寄せられたという。
情報拡散の経緯
男がペットに乱暴する動画が投稿。
あっというまに拡散され、翌日には100万回に届く勢いで再生される。
その男に対して、批判が殺到し、個人情報が拡散される。
これに焦った男は謝罪の動画を投稿したが批判は続く。
被害者側(炎上させられた側)の情報
「当時は酒に酔っていて……友達に子犬と遊ぶ姿を見せようとしたら、子犬の歯でケガをして、腹が立ってしまい……」と、謝罪動画をアップした。
ネット上の反応
「普通、外国ならこの動画が証拠になって処罰を受けるはずだ。必ずこの男を探し出せ!」
「かわいそうな子犬を、動物協会が救出してくれることを望みます」
「謝罪より、処罰を受けろ」
といったコメントが相次ぐ。
結果(その後もしくは現状)
動物保護団体『ケア』側も、「事実確認を含め、法的処罰に向けた手続きを進める」と立場を明らかにしている。
参考URL
- http://www.cyzo.com/2016/04/post_27655_entry.html
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