男児が囲いに転落、ゴリラを射殺 悲しい事件が話題に


米オハイオ州の動物園で、4歳の男児がゴリラ舎の中に転落、動物園側は男児を救出するためゴリラを射殺した事件が、世界中で話題になっている。


男児が囲いに転落、ゴリラを射殺 悲しい事件が話題に

問題発生の経緯

2016年5月29日、米国の動物園で観光客の少年がゴリラのいるおりのなかに落ちた。少年を救助するため、ニシローランドゴリラの『ハランベ』を射殺する事件が起こった。

事件当日の動画は観光客が撮影しており、一部始終が明らかになっており、その中にはゴリラが少年を引きずり回す模様も撮影されていた。その一方、ゴリラが泣き叫ぶ少年を抱きかかえ励ますようなそぶりを見せることから、「ゴリラは少年を救おうとしていた」「騒ぐギャラリーから少年を守ろうとしていたのではないか?」といった推測がなされている。この2点が事実であれば、ゴリラが少年を引きずり回したことは事実だが、攻撃目的ではなかったことになる。

ニシローランドゴリラは絶滅危惧種で、『ハランベ』は繁殖用として動物園で飼われていた。現在、インターネットでは「ゴリラを射殺する必要があったのか?」と世界中で議論されている。一部のユーザーはハッシュタグ『#JusticeForHarambe』を使って、非難のコメントを寄せている。

情報拡散の経緯

男児が囲いに転落。
そのためにゴリラを射殺した。
この事件の動画がSNS等で拡散。
世界中から様々なコメントが投稿されている。

被害者側(炎上させられた側)の情報

動物園は、体重が180キロあるハランベが男の子をつかみ、引きずったことから、男児に「命の危険がある」と判断し、射殺を決めたと説明している。

ネット上の反応

「親の不注意で絶滅危惧種の動物が殺されなくてはいけなかったのはとても悲しい」
「ハランベは殺そうとして引きずったのではない、叫ぶ観光客から守ろうとしたんだ」
「ゴリラがそんなに危険だったら子供が乗り越えられるような柵の方がおかしいだろ」
「仮に麻酔が回るまでに子供が死んだら動物園を責めてたんだろ」
といった様々な意見がある。

結果(その後もしくは現状)

男児は市内の子ども病院でけがの手当てを受けたが、命に別条はないという。

参考URL

  • http://www.tokyo-sports.co.jp/entame/entertainment/547890/
  • http://blog.livedoor.jp/qmanews/archives/52167399.html
  • http://matome.naver.jp/odai/2146456022538867101