日清『カップヌードル』CM、1週間で突然放送中止


日清食品が2016年3月30日から放送開始したタレント・矢口真里さんも出演する新CMに対して、批判が殺到しネット上で炎上騒ぎに発展。
その後、CMをとりやめると発表した事例である。


日清『カップヌードル』CM、1週間で突然放送中止

問題発生の経緯

今回放送とりやめとなったCMは『カップヌードル』の新CM『OBAKA’s UNIVERSITY』シリーズ。「世界に通用するグローバルおバカ人材の育成を目指す大学『OBAKA’s UNIVERSITY』」の学長としてお笑いタレントのビートたけしさんが登場し、矢口さん含め、歌手の小林幸子さんやムツゴロウさん、音楽家の新垣隆さんが教授陣として出演していた。

自らのスキャンダルや炎上をネタにする内容で、矢口は「危機管理の権威」という肩書で登場し、バックのスクリーンには「二兎を追う者は一兎をも得ず」と書かれていた。
この“二兎“は、明らかに元夫・中村昌也と不倫相手だった梅田賢三を連想させるもの。新垣氏のシーンにしても、『才能はシェアする時代へ』という吹き出しとともに、ゴーストライター騒動で祭り上げられた佐村河内守氏とそっくりな男性に、ピアノを指導するという内容だ。

しかし、出演者の一部が以前スキャンダル等で世間を騒がせたためか、ネット上で「よくこんな問題児たちを起用するな」と批判する声も上がっていた。

情報拡散の経緯

CMが放送される。
批判の声が相次ぎ炎上。
日清食品が謝罪をし、CMが中止になる。

被害者側(炎上させられた側)の情報

同社は2016年4月7日19時半すぎ、特設サイトに
「ご不快な思いを感じさせる表現がありましたことを、深くお詫び申し上げます」との謝罪文を掲載。
CMの放送とりやめを発表した。同時にYouTubeの公式動画も非公開になった。

ネット上の反応

「中止になって当然でしょ」
「矢口がCMに出てもう買わないと思っていたけど、中止になったなら買う」
「苦情=反響とはならないんだ。ちょっと矢口がかわいそう」
「そもそも起用した日清が悪い」
「ヘビが出てくるので食品のCMにふさわしくない」
といった意見が上がる。

結果(その後もしくは現状)

不倫騒動でのイメージダウンも回復しつつあるとみられていた矢口だったが、まだまだ世間の風当たりは強いようだ。

参考URL

  • http://www.cyzowoman.com/2016/04/post_19619.html
  • http://www.j-cast.com/2016/04/08263606.html?p=all