英映画配給会社代表の邦画への苦言 反発ツイートが大炎上


英映画配給会社の代表が、邦画のレベルは低いと苦言を呈した記事に対して、音楽プロデューサーの福田裕彦氏は、「勝手にほざいてろ」とTwitterで反論した所、批判の声が殺到し、炎上騒ぎになってしまっている事例である。


英映画配給会社代表の邦画への苦言 反発ツイートが大炎上

問題発生の経緯

2016年4月9日、『産経ニュース』に今の日本映画にもの申す…「レベルが本当に低い!」 英映画配給会社代表が苦言という記事が掲載された。
イギリスの映画配給会社代表であるアダム・トレル氏の発言をまとめたもので、「日本映画のレベルは本当に低い。最近すごく嫌いになってきたよ!」「日本映画の大作、例えば『進撃の巨人』はアメリカのテレビドラマっぽくてすごくレベルが低い。何でみんな恥ずかしくないの?」
といったような、「日本映画をこよなく愛するがゆえの苦言」がネット上で話題となった。

数多くの映画作品で音楽を手掛ける福田裕彦さんは、Twitterにて上記記事を貼ったツイートをリツイートした後、「でもさあ、いま、ほんとに金出ないんだよ。5年前よりいろんなところがいろんなふうに悪化してるのは確か。負のスパイラル、止まらず。それでもやってるけどね。」とツイート。
その後、しばらくして
「だいたい「今の日本映画はつまらない」とか「神目線」言う人間は、例えば予算のない現場で制作のスタッフがしょぼい弁当をリカバーするために必死で味噌汁作ってキャストやスタッフを盛り上げようする矜持すら知らない。俺はそんなやつらは一切信じない。勝手にほざいてろ。」とツイートを行った。

これに対し、ネット上では批判ツイートが殺到し、炎上騒ぎになってしまった。

情報拡散の経緯

『産経ニュース』に問題となる記事が掲載。
その内容をTwitterに貼り付け、苦言を投稿。
それを見たユーザーから批判の声が殺到。
その後もTwitterで持論を展開。
更に批判の声が相次ぐ。

被害者側(炎上させられた側)の情報

その後、
「色々な@ツィートを頂いたので、補足、と言うとなんですが、もうちょっと書きますね。思うに、映画の現場というのは、様々なプロのスタッフの「矜持」に満 ちていて、誰もが「いい映画」「面白い映画」を作ろうと必死で働いています。でも実際には、その映画が「面白い映画」になる確率はとても低い。」とツイート。
さらに、「ちなみに、最近見て一番腹立った映画は「バットマンVSスーパーマン」です(^-^)悪いけど「キネマ純情」や「孤高の遠吠」のほうが100倍面白い。ああ、なんだかすげえ連投しちゃってすみません。そろそろ出かけます。今日はギュウ農フェスを見に行きます!」と連続ツイートを行い持論を展開した。

ネット上の反応

「制作のスタッフの仕事は面白い映画を作ることであって味噌汁を作ることではない」
「味噌汁で勝負しないで、映画本編で勝負してください。」
「そんなブラック企業体質を矜持というなんてなんという愚劣さでしょうか それこそ『勝手にほざいてろ』ですが、さすがに見るに見かねてしまいました」
「『バットマンVSスーパーマン』のスタッフは暖かいスープを必死で作って現場を盛り上げてるかも知れませんよ?」
といった批判の声が相次ぐ。

結果(その後もしくは現状)

2016年4月11日の時点で5000を超えるリツイートを集めており、批判が収まる気配はないようだ。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/11402258/