山尾議員「高額ガソリン代230万円」現金化の可能性は?


民進党の山尾志桜里衆院議員が1年で約230万円ものガソリン代が計上され批判が相次ぎ、炎上騒ぎになっている事例である。


山尾議員「高額ガソリン代230万円」現金化の可能性は?

問題発生の経緯

「保育園落ちた 日本死ね」のブログを引用した国会質疑で一躍注目を浴び、政調会長に抜てきされた民進党の山尾志桜里衆院議員。山尾氏の政治資金収支報告書によれば、2012年1月から12月にかけ、愛知・尾張旭市内のガソリンスタンドで『ガソリンプリカ入金代』として、毎回2万円が105回にわたって、記載されている。
1日で複数回入金するときや現金で2万円支払っているときもある。

2016年3月16日は1日で10万円分をプリカに入金し、翌日も2万円を入金していた。10万円分は1リットル約150円として、約666リットル分。燃費10キロの車とすれば、1日で約6660キロ(東京―名古屋往復約10回分=高速道路)を走破した計算になる。

疑惑が持ち上がるとネット上では、安倍晋三首相や菅義偉官房長官の事務所でもそれぞれ約600万円、約220万円のガソリン代が計上されているとの声が上がったが、永田町関係者は「安倍首相や菅氏は地元で何十人もの私設秘書を雇っていて、事務所の規模が違う。山尾事務所のスタッフは本人含めて、3~4人と聞いています。どれだけ燃費の悪い車に乗っていたんでしょうか」と指摘する。

民進党の蓮舫代表代行は2016年4月4日、「国民に不信感を持たれるのはいけない。山尾氏自身が自分で調査をしており、今週中には会見すると思う」と疑惑を晴らすというが、ネットでは批判の声が高まっている。

情報拡散の経緯

約230万円ものガソリン代が計上されていると発覚。
批判の声が上がる。
それを受けて、他の議員のガソリン代の計上金額も発覚。
さらに批判の声が高まる。

被害者側(炎上させられた側)の情報

自身の疑惑を否定し「事務所を辞めた公設秘書の在籍時期に多額の支出があった。この秘書に疑問を持っている」と述べ、「不自然な支出に気付けなかった。二度と起きないようしっかりやっていきたい」と陳謝。元公設秘書とは現在、連絡が取れないといい、今後、弁護士を通じて支出内容を精査し、不正が確認されれば法的措置も検討するとしている。
政調会長の職務は「国民の期待に応えたい」と辞任しない意向を示した。

ネット上の反応

「リッター1千円くらいの高級ガソリンだったんだろう」
「そもそも野党の議員が官房長官よりもガソリンを使うって」
「早く領収証を見せれ」
「地元有権者のガソリン代を肩代わりしてたんじゃネ」
といった声が上がる。

結果(その後もしくは現状)

菅義偉官房長官は記者会見で、安倍晋三首相や菅氏が多額のガソリン代を関連団体の政治資金収支報告書に計上していると夕刊紙などが取り上げている点には「法手続きに基づいて(報告を)しっかりと行っている」と強調した。

参考URL

  • http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/526737/
  • http://www.sponichi.co.jp/society/news/2016/04/07/kiji/K20160407012356730.html