「安倍首相の睡眠障害を勝ち取ろう」 民主・中川正春氏の発言が炎上


民主党の中川正春元文科相が「安倍晋三首相の睡眠障害を勝ち取ろう」と発言していたと新聞各紙が報じ、ネット上で批判が相次いでいる事例である。


「安倍首相の睡眠障害を勝ち取ろう」 民主・中川正春氏の発言が炎上

問題発生の経緯

文科相経験者でありながら、民主党関係者をもドン引きさせた中川氏の配慮を欠いた発言は、2016年2月16日の党代議士会で飛び出した。

高木義明国対委員長が、睡眠障害で1カ月間の自宅療養が必要だとする診断書を提出した甘利明前経済再生担当相について「証人喚問を要求したが、きょうになって睡眠障害」と批判した。これを受け、代議士会長である中川氏が次のように呼び掛けた。

「これからいよいよ攻勢を掛けていきたい。首相の睡眠障害を勝ち取りましょう」

さすがに「認識や配慮に欠ける部分があったとその場で思った」という枝野氏は、直後の本会議中に「軽率な発言だ」と注意した。
中川氏は反省して発言を撤回したが、ネット上で批判の声が相次いでいる。

情報拡散の経緯

問題となる発言をする。
発言の直後に謝罪をする。
新聞各社で報じられ、拡散。
批判の声が相次ぐ。

被害者側(炎上させられた側)の情報

中川氏はその後、発言について釈明し、「表現が誤解を招いたとすれば取り消したい」と述べた。

民主党の枝野幸男幹事長は2016年2月17日の記者会見で、同党の中川正春元文部科学相の発言に対して、
「感情を傷つけられる方がいたとすれば、おわびを申し上げたい」と謝罪した。中川氏に対しては口頭で厳重注意したという。

ネット上の反応

「なぜ民主が嫌われるかを全く理解してない」
「訂正するとか撤回するとか議員はよく使うけれど、そんな都合のいいことは許されない」
「人としてどうかしてる発言」
「逆の立場なら鬼の首を取ったように攻勢かけるくせに」
といったコメントが相次ぐ。

結果(その後もしくは現状)

不倫議員の辞職でダメージを受けている自民党だが、野党第一党の見識もお寒い状況のようだ。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/11190949/
  • http://www.sanspo.com/geino/news/20160217/pol16021719420002-n1.html
  • http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20160216-00000129-jij-pol&s=lost_points&o=desc&t=t&p=1