YouTubeで有名なFine Brosは、『React(反応)』という言葉を商標登録するという計画を発表したため、ネット上で批判が集まり炎上、全ての計画を白紙にする羽目になった事例である。
問題発生の経緯
Fine Brosはいわゆる「反応シリーズ(リアクションビデオ)」的な動画を作る事で有名で、子供や老人、ティーンエイジャー等さまざまな年齢層の人たちや他のYouTuberなどに、インターネットミームや動画、音楽など彼らになじみがなさそうな物を見せて、その反応を集めた動画を多く公開しています。
2人は何を勘違いしたのか、リアクションビデオというフォーマットが自分達の物だと考え、収入をシェアする代わりに、他のYouTuber達に自分たちのスタイルを「寛大にも」ライセンスするというアイデアを思い付いたのです。このシステムを強いる為、彼らは「React」という言葉を商標登録し、更に「Teens React」、「Elders React」等様々なバリエーションも同時に登録しました。
当然のように、インターネットはそれを許さず、その後は数日に渡る怒りのブログ、ビデオブログ、大量のサブスクリプション解除が続きました。
彼らはMediumに記事を投稿し、その中で計画を白紙にした事を発表し謝罪した。
情報拡散の経緯
問題の騒動が起きる。
批判の声殺到する。
騒動を謝罪し、計画を白紙に戻す。
ネット上の反応
日本では、
「調子に乗りすぎた」
「FineBrosはYouTuberとしては一大勢力だったのにこんな事でミソをつけるのか」
「内部でこれを止める人はいなかったのだろうか」
といった声がある。
結果(その後もしくは現状)
更に、発表の映像も含め、React Worldに関する全ての動画が削除された。
参考URL
- http://www.gizmodo.jp/2016/02/youtuber_react.html
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