台湾出身アイドルが韓国で台湾国旗を振り、強制謝罪させられる動画が大炎上


台湾出身アイドルが韓国のTV番組で台湾国旗を振った結果、中国から猛烈なクレームが入り、謝罪を強要させられ炎上騒ぎになっている事例である。


台湾出身アイドルが韓国で台湾国旗を振り、強制謝罪させられる動画が大炎上

問題発生の経緯

韓国のアイドルグループ『TWICE』で活躍する台湾出身のツウィ(周子瑜)さんが2016年1月16日までに、「台湾独立派」との批判に対してビデオで謝罪し、「中国はただ1つ。海峡の両岸は一体だ。私は中国人であることを誇りに感じている」と訴えた。台湾はもとより、中国本土でも中国の「圧力」を疑う声が挙がるなど、2016年1月16日投開票の台湾総統選の票の行方にも影響を与えた可能性が指摘されている。

台湾メディアなどによると、周さんは2015年11月、韓国のテレビ番組で、台湾出身であることをアピールするために、韓国国旗とともに台湾の旗「青天白日旗」を振った。

この旗は、中国内で台湾独立の象徴のように見なされている。中国当局はこの旗の取り扱いに敏感になっており、2012年ロンドン五輪の際には、在ロンドンの中国大使館の抗議で、ロンドン市内に掲げられたこの旗が撤去されられたとされる。

事務所の指示のまま旗を振った周さんにかみついたのが、台湾出身の歌手、黄安氏。中国版ツイッターに、台湾の旗を持つ周さんの写真を掲載し、中国本土のテレビ番組への出演への反対を訴えた。
黄氏は、香港の俳優、王喜氏がインターネット上で中国の周恩来元首相を侮辱したと告発し、中国本土における芸能活動禁止に追い込んだ人物だ。

黄氏の告発をきっかけに、中国本土で「台湾独立を支持しながら中国で金を稼ぐ」などと、周さんに対する批判が噴出。周さんはビデオで謝罪する事態に追い込まれた。
黒い服を着て、灰色の壁の前に立つ周さんは1分26秒のビデオの中で、深々と頭を下げて、謝罪文を読み上げた。

現在彼女が謝罪をする動画には大量のコメントが殺到中、彼女を応援するコメントや、謝罪させた事務所や中国に対して激怒する声が世界中から届いてる。

情報拡散の経緯

番組で国旗を振る。
黄安氏がバッシングを始める。
中国人に火がつき大炎上。
謝罪文を読ませた動画を投稿。
大量のコメントが殺到中。

被害者側(炎上させられた側)の情報

「私は周子瑜です。ごめんなさい。もっと早く出てきて謝るべきでした。私は中国での一切の活動を休止することを決めました。真剣に反省しています。もう一度、もう一度みなさんに謝ります。ごめんなさい…」と謝罪をした。

ネット上の反応

「彼女は謝罪などする必要ないよ」
「16歳の女の子にこんな謝罪をさせるのは止めるべきだ」
「あまりの酷さに哀れみすら感じるよ」
「大手の芸能事務所が所属してるアイドルを守ることも出来ないなんて失望したわ」
といったコメントが殺到している。

結果(その後もしくは現状)

ネットユーザーは、黄安氏を「彼は国や民のために良いことをやったのではなく、同業者を売り、同郷者を売り、大陸で英雄になろうと思っただけだ」として厳しく批判している。

参考URL

  • http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/01/16-1_1.php
  • http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51911365.html