スマホRPG『グランブルーファンタジー』 ガチャをめぐり炎上


スマートフォン向けRPG『グランブルーファンタジー』が早くもTVアニメ化が決定するなど話題を集めている一方で、ゲーム自体はガチャをめぐり炎上している事例である。


スマホRPG『グランブルーファンタジー』 ガチャをめぐり炎上

問題発生の経緯

サウンドディレクター・植松伸夫氏、アートディレクター・皆葉英夫氏のファンタジーRPG『グランブルーファンタジー』は、ほかのスマホゲーに漏れず『ガチャ』が物をいう、いわゆるガチャゲーだ。炎上の始まりも、そのガチャ。

2015年12月31日にユーステス、ベアトリクスなどと一緒に追加された新キャラクター・アンチラ。新キャラクターであることに加え、新たな十二神将ということで、プレイヤーの多くが求める人気レアキャラに。その気持ちを汲んでか、運営は期間限定でアンチラ含む新規キャラクターの出現率がアップするイベントを開催したのだが、ニコニコ生放送にて「アンチラを引くまで回すのをやめない」というガチャ実況をしたユーザーが現れたことで、その出現率の低さが明るみになる。
なんと、そのユーザーはアンチラを引くまでに、2,276回(70万円弱)もかかったのだ。

Twitter上でも同じような報告が見られ、ユーザーの多くはアンチラの出現率を疑い始めた。無論、確率の上での話であり、数回でアンチラをゲットするユーザーも存在する。
ただ、そうしたユーザーに対し、疑いを持ったりゲットできなかったりしたユーザーの中には、「ステマだろ」と怒りをぶつける者も見られた。

また、ベアトリクスの性能表記に誤りが見られたり、アンチラと他のキャラクター、両方を持たないと発生しないイベントがあることなども、ユーザーに火をつけたようだ。

多額を投じたにも関わらず、満足のいく結果が得られないのだから、返金を求めるユーザーもいる。ところが、あるユーザーが『グランブルーファンタジー』を提供しているモバゲーに返金を求めたところ、「モバゲー通帳の過去の履歴についてお問い合わせいただきましたが、モバゲー通帳は最新の獲得/消費履歴からみて90日以上経過したものは、順次消去され閲覧できなくなります」との答えが返ってきたという噂がネットに流れている。

情報拡散の経緯

キャラクターの出現アップイベントが開催。
キャラクターが出るまでを実況するユーザーが現れる。
Twitter等で批判の声が上がる。
運営側が謝罪文を掲載。
その対応に、更に炎上する。

被害者側(炎上させられた側)の情報

運営側は8日、出現率とベアトリクスについてゲーム内で謝罪文を掲載。ただ、アンチラの出現率が低かったのかどうかなど、肝心な部分は触れられておらず、さらに炎上状態に。

ネット上の反応

「謝罪になってない」
「ふざけるな」
「バカにするのもいい加減にしろ」
といったコメントが多数。

また、モバゲーに対して、
「モバゲー最悪」
「クソすぎる」
「消しちゃうとか法律的にどうなの?」
「これは通報事案だな」
といったコメントが投稿されている。

結果(その後もしくは現状)

ついには消費者庁の立入検査を求める署名まで始まっている。

参考URL

  • http://news.livedoor.com/article/detail/11069209/