中国国営テレビが映像素材を盗用、傲慢な電話対応に炎上


2015年9月11日、中国最大のテレビ局・CCTVが問題となっている素材盗用問題に回答した対応が傲慢とネット上で炎上している事例である。


中国国営テレビが映像素材を盗用、傲慢な電話対応に炎上

問題発生の経緯

中国最大のテレビ局・CCTVが盗作問題で炎上している。番組『美麗中国農村行』の2015年7月22日放送分ではチベットの農村風景を流したが、その際にフリーランスのカメラマンである王源宗さんの撮影したタイムラプス動画(一定間隔で撮影した写真を組み合わせて動画にしたもの)が盗用されていた。

情報拡散の経緯

SNSで問題となった録音が拡散。
ネットニュース等で取り上げられる。

加害者側(炎上させた側)の情報

王氏がネット上で「CCTVがニュースを削除し始めた」、「番組スタッフからこんな誠意のない謝罪を受けるとは思わなかった」とCCTVの対応に対して王氏は不満をこぼしている。

被害者側(炎上させられた側)の情報

調査の結果、動画はネットショップで購入したことが判明したと釈明。著作権処理がどのようになっていたかは今後さらに調査を進めるという。
また、電話対応したスタッフは厳重注意し、今後は著作権に関する知識をきちんと教育すると約束した。

ネット上の反応

日本では、
「中国らしくて笑える。」
「中国人の著作物に対する意識の低さが現れてますね。」
「その後の対応が、案外マトモでびっくりしました。」
といった意見が多数。

結果(その後もしくは現状)

中国では天下の国営メディア・中国中央テレビが個人作品を無断で使ったうえ、「それがどうした」と開き直ったことが問題視されている。

参考URL

  • http://www.recordchina.co.jp/a118857.html
  • http://news.searchina.net/id/1588711?page=1