中国・南京で、公園の清掃作業をしていた男性が、散歩中のイヌに足を噛まれた為、イヌの飼い主に苦情を言ったところ、謝罪の言葉ではなく、手ひどい暴力だった事件に対して、飼い主に対して、ネット上で炎上している事例である。
問題発生の経緯
南京の地元紙やテレビ局の報道によると、事件は2015年8月22日早朝に起きた。清掃員の王さんが、いつものように玄武湖公園の掃除をしていたところ、突然、左足に激痛が走った。足首の辺りにイヌが噛みついたのだ。王さんは飼い主にクレームを入れたが、飼い主はイヌが王さんを噛んだことを認めないばかりか、逆ギレして、王さんを3回、平手で殴った。
男のあまりの凶悪ぶりに、何を言っても無駄だとあきらめた王さんは、ぐっとこらえてその場を離れた。ところが、男はしつこく追いかけてきて、再び暴力を振るった上、王さんに毒づいた。
「お前は掃除がお似合いだ。一生、掃除をやってろ」
周囲で様子を見ていた住民らは警察に通報。逃げようとする男を取り押さえた。
この事件は、中国共産党機関紙、人民日報も短文投稿サイト『微博(ウェイボ)』上で転載するなどし、ネットで話題を集めた。
情報拡散の経緯
SNSで事件の内容が拡散する。
ネット上の反応
ユーザーらの1万5000件以上の書き込みが殺到。
「教養のない飼い主はイヌにも劣る」など、飼い主への批判があふれた。
結果(その後もしくは現状)
警察の調べに対し、男は王さんが金品をゆすろうとしたなどと主張。王さんを殴ったことは認めたものの、飼いイヌが王さんを噛んだことは認めようとしなかった。
参考URL
- http://www.sankei.com/world/news/150902/wor1509020001-n1.html
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