誹謗中傷対策センター(ネクストリンク株式会社)の目線から、
「業界の情報」をお伝え致します。(不定期更新)
「検索エンジンといえばGoogle」と言っても過言ではないくらい、
インターネット上のGoogleは、存在感がとても大きい時代です。
大きくなりすぎたGoogleのインターネット上の地位は、欧州(ヨーロッパ)で問題視され始めています。
・「米グーグルの解体検討も」、市場での支配的地位に懸念 独法相
検索エンジンの歴史から、Googleの現状を考察します。
検索エンジンとGoogleの支配的地位(前編)
(文・ネクストリンク株式会社 代表取締役社長 大和田 渉)
私はユーザー的な観点から、日本国内でGoogleがこれだけの利用者になるとは思ってもいませんでした。
昔のGoogleはというと、検索エンジンとしてはとても使いづらかった記憶しかありません。
今でこそ検索エンジンの機能が著しく進化しており、不適切なサイトが出てくることは滅多にありません。
しかし、過去の検索結果はとにかくひどいものでした。
どこもかしこもアダルトサイトが出てくるなんて当たり前。
必要な情報から不必要な情報まで、ありとあらゆるデータをGoogleのデータベースに入れて、それを検索するわけで、本当に欲しい情報を検索して見つけ出すには、それなりの検索テクニックが必要でした。
かれこれ15年程度ウェブビジネスに携わっている私ですが、恥ずかしながら元はITリテラシーがそれほど高かったわけではありません。
そんな私にとって、とにかく便利なのはYahoo!JAPANでした。
Yahoo!JAPANはアクセスすれば天気も見れるし、乗換案内も見れるし、ニュースも見れるし、もちろん検索もできる。
今も変わらずYahoo!JAPANファンです。
ここで、折角なので少し検索エンジンについておさらいしておきます。
過去の検索エンジンの種類は、大きく分けると「ディレクトリ型」と「ロボット型」の2種類でした。
さらに深堀りすると、過去の検索エンジンは、ポータルサイト(玄関となるサイト)に検索機能が付加されていたものとして認識されていました。
元々のYahoo!JAPANでいえば、Yahoo!JAPANのネットサーファー(なかのひと)が、インターネットの世界を巡回し、便利そうなウェブサイトを手作業で登録していたのがYahoo!JAPANでした。
その登録されたウェブサイトたちの情報群から、目的のウェブサイトを見つけ出す(検索する)ための機能が付加されたポータルサイトが、「検索エンジン」として認知されていきました。
でも、それは今で言う検索エンジンではなく、ポータルサイトの中にあるディレクトリを検索する機能がついていただけに過ぎません。
⇒続きを読む:ネクストリンクの業界最前線<第4回>/検索エンジンとGoogleの支配的地位(中編)
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